
【イベントレポート】norosi発スタートアップとともに日本最大級のスタートアップ展示会「Startup JAPAN EXPO 2024」に出展しました
アイデア段階から挑戦できる官民連携スタートアップスタジオ「norosi」は、2024年5月15日(水)16日(木)の2日間にわたり開催された「Climbers Startup JAPAN EXPO 2024」に出展しました。今回は当日の様子を、同イベントに出展したnorosi発スタートアップのブースの模様とともにお届けします。
Startup JAPANについて
「Startup JAPAN」は、最前線を走り続けるスタートアップと、それを支える投資家や事業会社など、スタートアップ産業に関わるすべての人々が一堂に会するイベントです。
サービス導入や事業連携に向けスタートアップ200社以上が出展する「Startup JAPAN EXPO 2024」と、事業会社や投資家によるスタートアップへの出資・事業連携に特化した面談が行われる「Startup JAPAN FUNDeal 2024」の2部構成で開催され、アドリブワークスとnorosi発スタートアップは「Startup JAPAN EXPO 2024」に出展しました。
開催概要
【開催日時】2024年5月15日(水)・16日(木) 10:00~17:00 (9:00受付開始)
【会場】東京ビッグサイト 南展示棟(東京都江東区有明3-11-1)
【主催】Eight(Sansan株式会社)
norosi発スタートアップがStartup JAPAN EXPO 2024出展!
norosi発スタートアップからは以下の5社が「Startup JAPAN EXPO 2024」に出展。
- 株式会社 Maison KasuYa
- 株式会社wead(NEXTスタートアップえひめ採択企業)
- Yellow Duck株式会社
- 株式会社b-jam(NOVARE boost採択企業)
- 株式会社CinemaLeap
各社がスタートアップの最前線に立つ経営者や事業会社、投資家と対話し、ビジネスチャンスや連携可能性を模索する2日間となりました。

Maison KasuYaのブースでは新製品「抹茶粕のてんちゃ」を含む”かす”製品を紹介

Yellow Duckのブースでは波力発電のデモ機を披露

今まで活用されてこなかった素材を使ってオリジナル資材を開発・販売するwead

エンタメ裏側作業のDXを実現する「Crew Ware」を提供するb-jam

CinemaLeapのブースではXR体験が好評
norosiブースではビジネスプラン生成AI「trivenAi」のデモを初公開
norosiでは起業を目指す方や新規事業開発担当者向けに、ビジネスアイデアを事業プランレベルにまで引き上げるビジネスプランジェネレーター「trivenAi(トリブンエーアイ)」を開発。
「Startup JAPAN EXPO 2024」来場者の方へ向けて初の一般公開を行い、「その場で新規事業のビジネスプラン作り」を体感いただきました。

10分でビジネスプラン企画書のたたきが完成

当日来場者が作ったビジネスプランを次々と貼り出していく
実際にデモを触っていただいた方からは「こんなにスピーディーに企画書やLPが制作できるとは」「自社の特許や技術シーズを活かしたビジネスプランが作れそう」といった感想が。
また当日は「trivenAi」だけではなく、複数の事業開発経験を持つ専任コーディネーターがサポートし、個社の事業課題に合わせた事業開発の伴走サポートにも多くの方が興味を示してくれました。
少数精鋭の中で連続的に事業を起こさなければいけない方、社員全員から事業アイデアを募集されている企業など、新規ビジネス創出において様々な「産みの苦しみ」を抱える方と出会った2日間。「trivenAi」や「伴奏サポートプラン」を通じて、一つでも多くのアイデアを高速で磨き上げられる環境を作ることこそが、イノベーションを加速させるポイントであると実感しました。

ブースにはnorosiが共同開発した支援プログラムや、norosi発スタートアップのパンフレットも
また同ブースでは、norosi発スタートアップを紹介するコーナーも用意。音楽家のキャリアデザインスタジオを行う「Musica Rumor(ムジカ・ルーモア)」や外国人留学生特化型スキルシェアマーケットを提供する「hupodea(ヒューディア)」など、社会の変革に挑戦するnorosi発スタートアップたちを紹介する機会となりました。
まとめ
スタートアップがビジネスを立ち上げるプロセスと、中堅・大企業が新規事業を立ち上げるプロセスは必ずしもイコールではありません。しかし「norosi」が行なってきたスタートアップ支援の知見が結集して生まれた「trivenAi」は、スタートアップ支援のみならず新規事業開発サポートにも通用すると確信を深めました。
起業意欲のある個人や、イノベーションを求める企業の新規事業開発部にとって、悩みの種になるのが「ビジネスプランの共有」。限られた人員・時間のなかで新規事業を推進するには、いかに効率的にビジネスプランの叩き台を作り、議論を重ねてプランをブラッシュアップするかが重要になります。
今後も「trivenAi」を通じて、起業家や新規事業開発担当者の頭の中にあるアイデアをアウトプットするサポートを行い、より多くの個人・企業のビジネス開発を支援していきます。