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自分でできるアンケート調査の作り方|質問のコツや回答者集めの方法も解説

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アンケート調査は、新規事業や製品開発において顧客ニーズを把握するために欠かせない手法です。

自分でアンケートを作成し、調査を実施することで、リサーチ会社に依頼せずともリアルな声を集めることが可能になります。

本記事では今回は100名以上の事業立ち上げ支援を行ってきたスタートアップスタジオ「norosi(ノロシ)」の知見をもとに、アンケート調査の質問作成のポイント、回答者集めのコツを解説します。

自分で市場調査を行いたい方が一歩踏み出せるヒントを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事の目次

起業や事業立ち上げに関心がある方はnorosiへ

アンケート調査とは


アンケート調査とは、調査対象者の行動や考え方の把握を目的として、多数の対象者から定型の質問票を用いてデータを収集する調査方法です。

特に新規事業の市場調査においては、新たな製品・サービスのターゲットが抱えるニーズや製品に対する反応を知りたいときに行われます。

アンケート調査は、あらかじめ決められた選択肢から該当する回答を選択する形式が一般的です。調査結果を集計・分析することで得られた洞察を数値で表現できることから、「定量調査」と呼ばれることもあります。

定量調査と対になる概念として、個人やグループにインタビューを行い、数値では表現できない体験を深掘りして聞く「定性調査(インタビュー調査)」があります。

今後norosi pressでは、インタビュー調査の手法についてもまとめたいと思いますのでしばらくお待ちください。

新規事業においてアンケートが重要な理由


新規事業を成功させるには、世の中にある様々な商品・サービスとは一線を画す、新たな価値を提供する必要があります。

しかし、いくら自分が「これは世の中に必要なビジネスだ」と思っていても、それが市場のニーズを真に捉えられているとは限りません。

ユーザー視点で本当に価値あるビジネスかどうかを検証しないと、需要のない商品を開発してしまうかもしれません。

一方、近年は価値観や生活スタイルの多様化により、人々のニーズが見えなくなってきています。

例えば「Z世代」と呼ばれる1990年半ば〜2010年代初頭に生まれた若年層は、子どもの頃からデジタルデバイスやSNSに慣れ親しんでおり、マーケティグにおいて他の世代とは異なるアプローチが必要と言われています。

そこで重要なのが、アンケート調査によって客観的なデータを得て、それをもとに顧客理解を深めることなのです。

アンケート調査は新規事業のどんなシーンで実施するべき?


ここでは新規事業でアンケート調査を使うべきシーンを紹介します。

リサーチ会社がまだ調査していないテーマについて大まかに知りたいとき

アンケート調査を実施する場合、調査票の準備から回答者集め、分析まで自分で行う必要があるため、思いのほか時間がかかります。

「顧客や市場について理解しよう」と思ったときには、いきなりアンケート調査を行うのではなく、まず世の中にある統計データを探すことから始めましょう。

インターネットで検索すれば、多くのマーケティングリサーチ会社が定期的にレポートを出しており、自分の事業の顧客理解に役立つ統計レポートが見つかるかもしれません。

「既存の統計レポートでは紐解かれていない細かなニーズを把握したい」
「ニッチな領域であり、世の中にまだ統計レポートが存在しない」

など、自分で手を動かす必要性が出てきたタイミングでアンケート調査を検討するのがおすすめです。

既存製品では満たされていないニーズを大まかに検証したいとき

新規事業を成功させるには、既存のものでは解消できていない不満を見つけることが重要です。

ターゲット自身も言語化できていない悩みや、面倒だと思いながらやっている試行錯誤をアンケートを通じて可視化できれば、市場に受け入れられる製品・サービスを開発する際の大きなヒントとなります。

ただし、アンケート調査で「どんな不満がありますか?」と自由回答で聞いても、有用な回答が得られる確率は低いです。

そこで、定性調査や自分の過去の経験から「世の中の多くの人はこんな不満を持っているのでは?」という仮説を立て、その仮説を検証するという目的でアンケート調査を実施するのがおすすめです。

新しい製品コンセプトが市場に受け入れられるのか検証したいとき

新規事業を行う中で、まだ世の中にはないコンセプトの製品・サービスを開発することもあるでしょう。

そのときに、いきなり時間やコストをかけて製品化するのではなく、「ターゲットは本当にこのコンセプトに利便性を感じ、購入してくれるのか?」を検証することで、思わぬ失敗を防ぐことができます。

製品コンセプトの検証方法として、β版のプロダクトを少数のターゲットに試してフィードバックをもらうテスト・マーケティングなどもありますが、アンケート調査ではプロダクトの実物を用意する必要がない分、よりコストを抑えながら検証ができます。

アンケート調査の種類

アンケート調査は、調査者と回答者が直接コミュニケーションを取る「対面型」と、直接の接触が必要でない「非対面型」に分けられます。

対面型
  • 訪問面接調査
  • 訪問留置き調査
  • 街頭調査
  • 会場調査
非対面型
  • インターネット調査(Webアンケート)
  • 郵送調査
  • 電話調査
  • ホームユーステスト

中でも、なるべくコストをかけずにアンケート調査を実施したい場合は、インターネット調査(Webアンケート)をすることが一般的です。

特に近年は、Googleフォームなど無料で利用できるフォーム作成ツールなども多く登場しており、アンケート調査に取り組むハードルは低くなりつつあります。

アンケート調査の進め方

ここではアンケート調査の進め方と、各フェーズでのポイントを解説します。

1:調査目的と検証したい仮説の明確化

アンケート調査を行う前に、調査目的と検証したい仮説を整理しておきましょう。

この整理を行わないと、「せっかく時間をかけて調査をおこなったのに、当たり前の結果しか得られなかった」「本当に知りたいことが今回の調査では見えてこなかった」という事態に陥りかねません。

具体的には、下記の項目を整理するのがおすすめです。

項目 具体例
調査背景と目的 既存のスケジュール管理アプリでは充足していないニーズを洗い出し、新サービス開発に活かす。
検証したい仮説 既存のスケジュールアプリでは十分なタスク管理ができず、進捗の遅れや差し込みが入るたびに都度スケジュールの組み替えが発生することが不満となっている。
調査対象・人数/調査時期/調査方法
  • スケジュール管理をスマホアプリで行っている20代〜40代の社会人100名
  • 2024年〇月〇日〜〇月〇日
  • Webアンケートによる実施
調査結果の活用方法 ピッチ資料に引用し、新サービスのニーズがあることを裏付けるデータとして活用する

2:アンケート調査票を設計する

目的と仮説が決まったら、アンケート調査票の設計を行います。

アンケート調査を作るときは、仮説の検証につながる質問を設定しつつ、可能性のある仮説を特定できるような文章を作成しましょう。

例えば先ほどのスケジュール管理アプリの不満の仮説を検証したい場合は、「日常的に使用しているスケジュールアプリはあるか」「現在使っているスケジュールアプリの満足度」「現状のスケジュールアプリで抱えている不満」などの質問が思いつきます。

回答者が答えやすいように質問の順番や量、表現などを工夫しましょう。

3:アンケートフォームに調査票の内容を落とし込む

先ほど作った調査票の内容を、アンケートフォームに具体的な質問文として落とし込みます。

アンケート調査で使われる質問文には以下の形式があります。同じ質問をしても、回答形式が異なれば得られる回答は大きく変わります。

単一回答 当てはまるものを一つだけ選ぶ
複数回答 当てはまるものを複数選ぶ
順位回答 選択肢の中から順位をつけて回答する
自由回答(フリーアンサー・オープンアンサー) 回答者に自由に記入してもらう

また同じ回答形式でも、選択肢の数が少なければ有用な回答が得られなくなる一方、選択肢の数が多くなるとアンケート記入を面倒に感じる人が増えて回答率が下がるため注意が必要です。

4:アンケートの実施・分析

アンケートフォームを作成したら、回答者を集め回答してもらいます。回収した調査票のうち、記入漏れや不備がある回答は省いた上で、集計を行います。

アンケート調査の分析によく使われるのが「クロス集計」という、特定の属性(例えば性別や年齢、購入頻度)ごとの回答を比較し、傾向を確認する集計方法です。

クロス集計を実施し、特定の属性において突出したニーズや意見を抽出することで、有益なインサイトを得られます。

アンケート調査の回答者の集め方


アンケート調査の多くで苦労するのは、アンケートに協力してくれる回答者を集めることです。
ここでは最低限のコストで回答者を集めるためのアイデアを紹介します。

友人、知人、家族などにアンケートの回答を依頼する

全く関わりのない他人よりも、自分を知ってくれている顔見知りの方がアンケートに回答してくれやすいため、積極的に協力を呼びかけましょう。

ただし、身近な友人や知人、家族にアンケートの協力を依頼する際は、アンケートの目的や回答の重要性を事前に説明しましょう。

たとえば、「○○に関する意見を集めているので、協力してもらえると助かる」とお願いすると、快く引き受けてもらいやすくなります。

またSNSで発信・拡散を併せて依頼することで、知人からさらに別の知人への協力を引き出し、回答者の数を効率的に増やすことができます。

ターゲットが集まりそうな場所で街頭アンケートをする

特定のターゲット層を対象にする場合、ターゲットが集まりそうな場所で街頭アンケートを行うのも有効です。

若年層が多いエリアやビジネスパーソンが集まる駅周辺など、アンケートの内容に関連する層がいる場所を選ぶと、ターゲットに効率的にリーチできます。

街頭アンケートを行う場合、短時間で回答できるようアンケート内容を簡潔にすることが重要です。

また、アンケート調査の際は、相手に怪しまれないように事前に許可を得たり、名刺を用意したりして信頼を得る工夫も必要となります。

回答者プレゼントをつける

回答者向けのプレゼントをつけることで、アンケートの回答率を大幅に高めることができます。

プレゼントの内容は電子マネーなどが扱いやすいですが、ターゲットの属性によっては普段の生活や仕事で使うアイテムなども興味・関心を引きやすいでしょう。

また、製品のβ版やサービス内で使えるポイントなど、開発中のビジネスにかかわるプレゼントであれば、認知やパイロットユーザーの獲得にもつながります。

ただし、プレゼントを過度に豪華にしすぎると予算が膨れ上がってしまうリスクがあるため、適切なバランスを保つことがポイントです。

アンケート調査を作るポイント


ここではアンケート調査を作成する際に押さえておきたいポイントを解説します。各ポイントを理解し、適切な質問内容や構成で調査の精度を高めましょう。

1つの質問で1つのことを問う

アンケート調査では、1つの質問に対して1つの内容だけを問うのが基本です。

例えば「商品のデザインと価格についてどう思いますか?」という質問は、デザインと価格の両方に関して回答しなければならないため、回答者が混乱しやすくなります。

このような質問があると、曖昧な回答が増え、正確なデータが得られません。

これを避けるには、デザインと価格を別々の質問にするか、選択肢を工夫して「デザインに対する意見」「価格に対する意見」を分けて選べるようにします。

こうすることで、より具体的なデータが得られ、調査結果も信頼性が高まります。

質問項目はMECEを意識する

アンケートの質問項目を作成する際には「MECE」(Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive:相互に排他的で、全体を網羅する)を意識することが重要です。

質問が重複せず、また回答が偏らないように配慮することで、回答者が迷うことなくスムーズに答えられます。

たとえば「満足」「やや満足」「不満足」といった選択肢であれば、回答者が中立的な選択肢がなく困惑する可能性があります。

この場合、選択肢に「どちらとも言えない」を加えることでMECEを満たすことができます。

質問文はなるべく短くする

回答者がスマホからアンケートに答えるケースが増えているため、質問文はなるべく短くすることが重要です。

長すぎる質問文は、特に小さな画面では見づらく、回答者の負担になりやすくなります。

質問を短くするには、内容をシンプルにまとめ、重要なキーワードだけを残すようにしましょう。

また、一目で理解できるよう、具体的でわかりやすい表現を心がけることで回答者のストレスが軽減し、回答率の向上にもつながります。

スクリーニングを行う

例えば、新しいスポーツ用品を開発したい場合に、スポーツに興味がない人やそのスポーツで遊んだ経験が少ない人にアンケートを取っても、ほしい回答が得られないことが多いです。

ある特定のターゲットのみの購入が想定される製品・サービスの場合は、そのカテゴリにおいて実際に何かを購入した経験がある人を対象にしたほうがよいです。

アンケート調査において、特定の属性や行動をした人を抽出する行為を「スクリーニング」と言います。

スクリーニングを実施するには、質問票の序盤で「こうした製品を購入したことがありますか?」といった質問を設けて、該当しない回答者を除外します。

スクリーニングを実施することでデータの質が向上し、より有意義な調査結果を得られます。

購買意欲を聞く質問に注意する

購買意欲を聞く質問は慎重に設計しましょう。

「この商品をほしいと思いますか?」と質問したとき、多くの人は調査者の気持ちに配慮して肯定的な意見を言います。

しかしアンケートでは「はい」と答えた人が、その商品が発売されたとき実際に購入に至ることは非常にまれです。

アンケートで購入意欲が示されても、必ずしも購買行動につながるわけではない点に留意しましょう。

アンケートで新しいコンセプトの検証や購買意欲を測りたい場合は、「絶対に購入する」など、強い意志を示す選択肢を追加すると、回答の信頼性が向上します。

また、回答者の購買経験や金銭的な余裕なども確認し、購入に関する現実的な意図を把握する質問を盛り込むのが効果的です。

誘導的な質問を作らない

誘導的な質問は、回答者の回答を偏らせてしまう恐れがあります。

例えばある機能に関するセールストークを記載し、「この機能は便利だと思いますか?」と質問すると、回答者は「便利だ」と答えやすくなります。

実際の意見を得るためにも、中立的な質問文を作成し、質問自体に感情や価値観が含まれないように注意しましょう。

調査目的別の質問項目例

ここでは調査目的別に、アンケート調査の質問項目例を紹介します。

実際に調査票を作成する際の参考にしてください。

既存製品では満たされていないニーズを検証したいとき

調査背景と目的 既存のスケジュール管理アプリでは充足していないニーズを洗い出し、新サービス開発に活かす。
検証したい仮説 既存のスケジュールアプリでは十分なタスク管理ができず、進捗の遅れや差し込みが入るたびに都度スケジュールの組み替えが発生することが不満となっている。

上記の仮説を検証し、目的を達成するためには、以下のような質問をするとよいでしょう。

基本情報

1. あなたの年齢を教えてください。

– 10代以下 / 20代 / 30代 / 40代 / 50代以上

2. あなたの職業を教えてください。

– 学生 / 会社員 / 自営業 / フリーランス / その他(           )

3. 日常的に使用しているスケジュール管理アプリはありますか?

– はい / いいえ

4. (3で「はい」と回答した方へ)現在使用しているスケジュール管理アプリを教えてください。(複数選択可)

– Googleカレンダー / Appleカレンダー / Todoist / Notion / その他(          )

現在のスケジュール管理アプリに対する満足度・不満点

5. 使用中のスケジュール管理アプリにどの程度満足していますか?

– 非常に満足 / やや満足 / 普通 / やや不満 / 非常に不満

6. 上記で「やや不満」または「非常に不満」と回答した方に質問です。不満に感じている点をすべてお答えください。(複数選択可)

– タスクの進捗管理がしづらい

– タスクの優先度設定が難しい

– スケジュールの組み換えが面倒

– 突発的なタスクへの対応が難しい

– リマインダー機能が使いにくい

– その他(           )

7. 使用中のアプリで、タスクの進捗が遅れたり、予期せぬタスクの追加でスケジュールの組み替えが必要になることはどのくらいありますか?

– よくある / 時々ある / まれにある / ほとんどない

8. 上記で「よくある」または「時々ある」と回答した方に質問です。タスクの進捗が遅れたり、スケジュールの組み替えが必要になることについて、どのような不満を感じていますか?

– 具体的にお答えください(例:スケジュール変更が煩雑である、優先順位付けが難しいなど)

スケジュール管理アプリの新たなニーズの調査

9. 現在使用しているアプリに欲しいと思う機能があれば教えてください。(複数選択可)

– 進捗管理のビジュアル化(例:バーやチャートでの表示)

– 突発タスクの自動挿入機能

– タスクの優先度自動設定

– スケジュール組み替えの提案機能

– 他のアプリと連携する機能(例:チャットアプリ、メールなど)

– その他(           )

10. もし新しいスケジュール管理アプリが登場するとしたら、どのような機能があると便利だと感じますか?

– 自由回答欄(           )

新しい製品コンセプトが市場に受け入れられるのか検証したいとき

製品コンセプト タスクの進捗に応じて自動でスケジュールを最適化、差し込みや遅延にも柔軟に対応できるスケジュール管理アプリ。
具体的機能
  • 進捗状況に基づくスケジュールの自動更新機能
  • 優先度やタスク依存関係を考慮したスケジュール提案機能

上記の仮説を検証し、目的を達成するためには、以下のような質問をするとよいでしょう。

基本情報

1. あなたの年齢を教えてください。

– 10代以下 / 20代 / 30代 / 40代 / 50代以上

2. あなたの職業を教えてください。

– 学生 / 会社員 / 自営業 / フリーランス / その他(           )

3. 日常的に使用しているスケジュール管理アプリはありますか?

– はい / いいえ

4. (3で「はい」と回答した方へ)現在使用しているスケジュール管理アプリを教えてください。(複数選択可)

– Googleカレンダー / Appleカレンダー / Todoist / Notion / その他(           )

新しいスケジュール管理アプリのコンセプトに対する評価

4. 「タスクの進捗に応じて自動でスケジュールを最適化、差し込みや遅延にも柔軟に対応できるスケジュール管理アプリ」について、どの程度興味を持ちますか?

– 非常に興味がある / やや興味がある / あまり興味がない / 全く興味がない

5. 「タスクの進捗に応じて自動でスケジュールを最適化、差し込みや遅延にも柔軟に対応できるスケジュール管理アプリ」について、それぞれどの程度当てはまりますか。

[評価軸]

  • 便利そう
  • 新しさを感じる
  • 魅力を感じる
  • 特徴がわかりやすい
  • 使ってみたい

[5段階評価]

  1. とても当てはまる
  2. 当てはまる
  3. どちらともいえない
  4. あまり当てはまらない
  5. 全く当てはまらない

6. このアプリの以下の機能について、それぞれ期待するかどうか教えてください。

[機能軸]

  • 進捗状況に基づくスケジュールの自動更新機能
  • 優先度やタスク依存関係を考慮したスケジュール提案機能

 

[5段階評価]

  1. 非常に期待する
  2. 期待する
  3. どちらとも言えない
  4.  あまり期待しない
  5. 全く期待しない

7. 上記の機能の中で特に期待するものや理由があれば教えてください。

– 自由回答欄(           )

購入意欲の確認

8. この新しいスケジュール管理アプリが月額サービス(例:月額500円)として提供される場合、利用したいと思いますか?

– 絶対に利用したい / 利用したい / どちらともいえない/  特に利用したくない / 未定

9. 上記で「絶対に利用したい」と回答した方に質問です。購入の決め手となる理由を教えてください。

– 自由回答欄(           )

10. 上記で「特に利用したくない」と回答した方に質問です。利用したくない理由を教えてください。

– 自由回答欄(           )

まとめ

本記事では自分ではじめられるアンケート調査のやり方を紹介しました。設問設計や回答者集めなど、「やることが多い」「面倒そう」と感じた人もいるかもしれません。

しかし、ユーザーや顧客のニーズを把握しないまま行動を起こしてしまうと、後々大きな修正が必要になり、結果として時間もコストも余計にかかる可能性があります。

こうしたアンケート調査は実戦の中で分かることも多くあります。一度取り組むことで精神的なハードルが下がり、次回以降の作業がスムーズに進むはずです。小さな一歩から、顧客理解を深める調査にチャレンジしてみましょう。

起業や事業立ち上げに関心がある方はnorosiへ